Citron Logo
Citron Tools

🍋 C-Privacy Scrubber 仕様書・マニュアル

ChatGPTやClaudeなどの生成AIは非常に便利ですが、業務やプライベートで利用する際、無意識のうちに個人情報や機密情報を入力してしまうリスクが伴います。

C-Privacy Scrubberは、ブラウザ上であなたの入力をリアルタイムに監視し、機密情報がAIに送信される前に自動で伏せ字(マスク処理)を行うChrome拡張機能です。誰もが安心してAIを活用できる環境をサポートします。

🔒 漏洩を未然にブロック

送信前にブラウザ内で処理が完結するため、外部のサーバーに機密データが渡ることはありません。

⚡ リアルタイム自動検知

メールアドレスや電話番号などを瞬時に検知し、安全なラベル([MAIL]等)に置き換えます。

⚙️ 柔軟なカスタマイズ

社名やプロジェクト名など、独自のNGワードを登録して用途に合わせた保護が可能です(Pro版)。

❌ Before(そのまま入力)

お世話になっております。
私の電話番号は 090-1234-5678 です。
ご返信は test@example.com まで。

✨ After(自動マスク処理)

お世話になっております。
私の電話番号は [PHONE] です。
ご返信は [MAIL] まで。
🛡️
【重要】拡張機能があなたの情報を盗むことはありません

本拡張機能は、テキストの監視から伏せ字処理まで、すべてご利用のブラウザ内(ローカル環境)で完結します。入力されたテキストや検知した個人情報が、開発者や外部のサーバーへ送信・収集されることは一切ありませんので、安心してご利用ください。

1. 提供機能の概要

入力されたテキストをリアルタイムで監視し、対象となるパターンを検知して自動的に伏せ字(マスク処理)を行います。

無料版

メール、電話、クレジットカード番号を専用ラベル([MAIL]等)に置換します。

Pro版

無料版の機能に加え、マイナンバー、住所、銀行口座の検知に対応。置換文字の自由設定や、特定サイトでの除外設定、最大100件のカスタムNGワード(CSVインポート対応)が利用可能です。

2. 自動検知・マスク処理の仕様

正規表現を用いたパターンマッチングにより、以下の仕様で検知を行います(全角英数字にも対応しています)。

① メールアドレス

置換後の標準ラベル: [MAIL]

✅ マスクされる例(正常検知)

  • 一般的な形式: test@example.com
  • 記号を含む: a.b+c_d%e@domain.info
  • サブドメイン付き: user@sub.example.co.jp
  • 全角文字: test@example.com

❌ マスクされない例(仕様外)

  • ドメイン(.comなど)がない: test@localhost
  • 日本語を含む: テスト@example.com

⚠️ 誤検知しやすい例

  • メールアドレスではないが形式が似ている文字列(例: 100%@profit.co)

② 電話番号

置換後の標準ラベル: [PHONE]

✅ マスクされる例(正常検知)

  • 携帯・固定: 090-1234-5678, 03-1234-5678
  • フリーダイヤル: 0120-123-456
  • ハイフンなし・スペース区切り: 09012345678, 090 1234 5678
  • カッコ付き: (03)1234-5678
  • 日本の国際電話: +81-90-1234-5678

❌ マスクされない例(仕様外)

  • 0から始まらない海外の電話番号: +1-234-567-8901
  • 12桁以上の連続した数字: 09012345678999

⚠️ 誤検知しやすい例

  • 0から始まる別の番号(例: 012-3456 (郵便番号), 0123-4567-8901 (商品コード))

③ クレジットカード番号

置換後の標準ラベル: [CREDIT_CARD]

✅ マスクされる例(正常検知)

  • 16桁・ハイフン/スペース区切り: 1234567890123456, 1234-5678-9012-3456
  • Amex (15桁): 3412-345678-90123

❌ マスクされない例(仕様外)

  • 12桁以下、または17桁以上の数字
  • アルファベットが混ざっているもの: 1234-ABCD-5678-9012

⚠️ 誤検知しやすい例

  • ISBNコード(978-4-06-319239-1)や、13〜16桁の単なるID番号

④ マイナンバー 👑 Pro限定

置換後の標準ラベル: [MY_NUMBER]

✅ マスクされる例(正常検知)

  • 12桁の数字(連続・ハイフン・スペース区切り): 123456789012, 1234-5678-9012

❌ マスクされない例(仕様外)

  • 11桁以下、または13桁以上の数字

⚠️ 誤検知しやすい例

  • マイナンバーではない「12桁の数字」(注文IDや荷物追跡番号など)

⑤ 住所 👑 Pro限定

置換後の標準ラベル: [ADDRESS]

✅ マスクされる例(正常検知)

  • 都道府県からのフル住所: 東京都千代田区永田町1-7-1
  • 市区町村からの省略住所: 渋谷区神南1-2-3 第2ビル1F

❌ マスクされない例(仕様外)

  • 都道府県・市区町村名が含まれない番地のみ: 青山1-1-1
  • 海外の住所: 1600 Amphitheatre Pkwy

⚠️ 誤検知しやすい例

  • 市区町村のあとに続く施設名など(例: 東京都渋谷区プロジェクト)

⑥ 銀行口座 👑 Pro限定

置換後の標準ラベル: [BANK_ACCOUNT]

✅ マスクされる例(正常検知)

  • 店番3桁 + 口座7桁: 123-1234567
  • 銀行名などのキーワード + 7桁: みずほ銀行 渋谷支店 普通 1234567

❌ マスクされない例(仕様外)

  • 7桁未満、または8桁以上の口座番号

⚠️ 誤検知しやすい例

  • 単なる「3桁-7桁」の数字(例: 社員番号 999-1234567)

3. カスタムNGワードの仕様

社名やプロジェクト名など、特定のキーワードを登録して強制的に置換することができます。

⚠️ 制限事項(英単語の境界)
日本語は文章中どこにあっても検知しますが、英単語の場合は「単語の境界(前後にスペースや記号がある場合)」のみ検知します。
例: Secret を登録した場合、Top Secret は置換されますが、MySecretPassword のような連続した英字の一部としては置換されません(過剰検知を防ぐための仕様です)。

4. 基本的な使い方・設定手順

  1. 拡張機能を開く
    ブラウザ右上の拡張機能アイコン(パズルのピースマーク)から「C-Privacy Scrubber」をクリックして設定パネルを開きます。
  2. 保護項目のON/OFF
    「検知パターンの選択」から、隠したい項目にチェックを入れます(Pro版ならすべて選択可能)。
  3. カスタムNGワードの登録
    「詳細設定」を開き、テキストエリアに1行ずつキーワードを入力します。Pro版の場合は「CSV/TXTインポート」ボタンから、リストを一括で読み込むことも可能です。
  4. サイトごとの除外設定(Pro限定)
    AIツール以外の社内システムなどで拡張機能が誤動作する場合、そのサイトを開いた状態で設定パネル上部の「ON(保護中)」ボタンをクリックすると、「OFF(除外中)」に切り替わり、そのサイトでは検知がストップします。

5. 💡 Pro版ならではの便利な使い方(サイトごとのON/OFF設定)

生成AIツールでは機密情報をしっかり隠したい一方で、Webメールや社内システムなど、どうしても個人情報を入力・送信しなければならないサイトもあります。
Pro版限定の「サイトごとの除外設定」を活用すれば、ドメイン単位で拡張機能の動作をシームレスにコントロールできます。

🟢 ON(保護するサイト)

例: ChatGPT, Claude, Gemini などの生成AI

プロンプト入力時の情報漏洩を防ぐため、常に拡張機能を有効にしておきます。無意識に個人情報を入力してしまっても、自動でマスクされるため安心です。

⚪ OFF(除外するサイト)

例: Gmail, 社内システム, 各種入力フォーム

拡張機能のポップアップから「OFF」に切り替えるだけで、そのサイトでは検知がストップします。必要な個人情報をそのままスムーズに入力・送信できるようになります。

※除外設定はブラウザに記憶されるため、次回同じサイトを開いた時も自動的に「OFF」の状態が維持されます。

6. ⚠️ ご利用にあたっての注意事項(ツールの限界と免責事項)

本機能は、プライバシーの完全な保護を保証するものではありません。

本拡張機能は、あらかじめ定義された「正規表現」を用いたパターンマッチングにより検知を行っています。そのため、想定外の形式で入力された情報や、一般的な文章の文脈に依存する機密情報(例:「私の名前は〇〇です」「秘密のパスワードは△△です」など)を完全に検知してブロックすることはできません。

本ツールは、あくまで「意図しない情報漏洩(うっかりミス)」を防ぐための補助的なセーフティネットです。生成AIなどのWebサービスを利用する際は、ツールに依存しすぎず、「機密情報や個人情報を安易に入力・送信しない」というご自身の防衛意識を常に持ってご利用いただきますようお願いいたします。

【免責事項】
万が一、本ツールの利用または検知漏れ等によって個人情報や機密情報が漏洩し、何らかのトラブルや損害が生じた場合であっても、開発者(Citron Tools)は一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承の上、ご自身の責任において本ツールをご利用ください。

← トップページへ戻る